企業は人なり。 いい人たちが発信する、いい暮らしを支えるいいもの・いい情報のブログです。     


by N118
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

2009年 04月 08日 ( 1 )

ムハマド・ユヌス博士

c0066575_11235293.jpg


3月17日に、椿山荘でユヌス博士の講演がありました。

「マイクロクレジット(小額融資)」というシステムで、
26年前、バングラデシュにグラミン銀行を創立し、
利益追求の資本主義システムからおよそかけ離れ
「ソーシャル・ビジネス」を提案するムハマド・ユヌス博士の取り組みに、
世界の注目が集まっています。

バングラデシュは、アジアの最貧国で、国民のおよそ40パーセントは、
1日1ドル以下で暮らしているといわれています。
バングラデシュは、インドの東隣に位置し、面積は北海道の2倍
、人口は一億4000万人、その9割がイスラム教の国で、
これといった産業は無く毎年日本などから膨大な援助を受けています。

ユヌス氏の講演

資本主義は、ビジネスの最大の目的は利益を最大化することのみで、
いかにお金を稼ぐか、いかにお金を生み出すかしか考えていない、
利益追求の仕組みです。
それはまさに人間の生活の本質的要素を奪っているのです。
貧困というのは、その人自身に由来するものではなく、
私たちが作り上げた社会の仕組みやルールなどによって外から押し付けられるものです。

貧困である人と、裕福である人は、人間として違いは無く、同じ可能性を持っています。
お金を稼ぐことは人間の追求する行為の一部でしかないはずです。
もう一つ、貧しい人人々のため、社会的な利益のための基盤、
それが「ソーシャル・ビジネス」です。

1970年代、チッタゴン大学で経済学の教授として教鞭を執っていたユヌス博士は、
すさまじい飢餓の現実を目の前にして、自分が教えていた経済理論が
どれだけ現実から乖離したものであったかを痛感し、
土地を持たない貧しい人々が適切は期間と状況の中で資金を運用できるようになれば、
貧しい人々が自助努力により、発展がとげられるだろうと考えた。

チッタゴン大学近郊のジョブラ村の女性たちは、仲買人から材料をもらって一日中、
竹細工の作業をしていても作業代として自分の手元に残るお金はわずかであった。
自分たちが材料を購入できれば売上が自分のものになり、収入も何倍にも増える。
その人たちが必要としていたお金は42人でわずか27ドルであった。
ユヌス博士は、ポケットマネーからその27ドルを女性たちの竹細工の材料購入の
為に貸し始めたことが、グラミン銀行の始まりです。

ユヌス博士が、ノーベル平和賞を受賞後に出された本です。
ご一読を進めます。

c0066575_1364574.jpg

[PR]
by n118 | 2009-04-08 13:07 | いい人ニュース